毎年あたたかくなる時期から紫外線が強くなり、外に出る時に必須の日傘。
日傘があるのとないのでは、日中に外に出る時の気持ちが全然違いますよね。
そんな日傘ですが、色によって得られる効果が違うって知ってましたか?
今回は、そうした日傘を選ぶポイントと、色によって異なる効果によってお話ししますね。
日傘って何色がいいの??
紫外線対策
日傘の色によって、紫外線の透過割合が変わってきます。
では、どの色が一番良いのか?ということが気になってきますが、答えから言うと「黒」が一番UV-β波が一番カットする色です
以下の図は、綿の日傘でUV加工していない日傘の紫外線透過率の図ですが、色ごとに分けてみると以下のようになります。
黒 | 1.7% |
---|---|
青 | 4.8% |
黄色 | 5.3% |
ピンク | 9.6% |
白 | 19.4% |
白は約20%の紫外線を通すのに対して、黒は加工していなくても、98%の紫外線をカットしてくれるので、その差は歴然ですね。
紫外線の照り返し
上から降り注ぐ紫外線だけでなく、忘れがちな落とし穴として、地面に振りそそいだ紫外線が地面で反射して私たちの肌にとどく「照り返し」の紫外線があります。
雪焼けっていうのは、殆どが照り返しによるものといわれてるように、地面の照り返しって地面の特徴によって随分と異なるようです。
環境庁が出している「紫外線環境保健マニュアル」によると、紫外線の地面の照り返しの割合は次のようになります。
新雪(白) | 80% |
---|---|
砂浜(様々な色) | 10~25% |
アスファルト(黒) | 10% |
水面(透明) | 10~25% |
草地・土 | 10%以下 |
意外と知られていないのが、スキーに行くとめっちゃ肌が焼けるって事実です。
また、夏の外出にとっても、太陽の光の照り返しが、日差しが強い時期だからこそ見過ごせない影響を与えることになります。
⇨照り返しには黒が良い
温度対策
色によって熱の吸収率も異なります。
一般的に「白」は光を反射する性質を持ちます。対して「黒」は光を吸収する性質を持ちます。
なので、電磁波である紫外線においても同様のことが言えるので、白は光を反射し、黒は吸収します。熱量も同じです。
夏の暑い日に、気持ち涼しくなるのが「白」で、熱を吸収し暑くなるのが「黒」という事になります(´;ω;`)
目的に応じて日傘の色を決めることをおすすめします
日傘のUVカットの持続期間
日傘のUVカットの持続期間は一般的に2~3年と言われています。
ただし、頻繁に使用する傘は、2~3年よりカット持続期間が短く、対照的に、殆ど使用しない日傘については2~3年より長期の持続期間になります。
UV効果を長持ちさせるコツ
日傘のUV効果を長持ちさせる方法として、次の2点があります。
- 高温になる場所での放置(たとえば車内とか)はなるべく控える
- 使用後に乾かすときは傘を半開きにして乾かす(傘を全開にして乾かすと、傘の生地が伸びる日傘もあります)
使った後のアフターケアで、傘の寿命も変わってきます♪
失ったUV効果は元に戻すことはできるの?
失ったUV効果を復活させる手段としては、UVスプレーを吹きかけてUV効果を戻すという方法が一般的にとられます。
ただ、完全に元通りに復活するのは難しいです。相対的に戻す事ができるので、2年ほどたった日傘だけど、すごくお気に入りの日傘があれば、UV効果を少しでも戻すためにUVスプレーを吹きかけてみてはいかがでしょうか?
まとめとおススメの日傘
上で書いた記事のポイントとして
- 紫外線に良い色⇨ 黒
- 照り返し対策 ⇨ 黒
- 温度対策 ⇨ 白
が、紫外線からお肌を守るために良い日傘の色といえます。
紫外線からお肌を守る効果の高い日傘を紹介しますので参考にしてみてくださいね♪
おすすめ傘
芦屋ロサブラン
吹付型のUV加工ではなくて、生地自体にUV遮光をとりいれている完全遮光日傘ブランドとして有名なブランドです。
下の記事に、芦屋ロサブランの日傘の口コミ評判をまとめています♪
おしゃれな雨傘について
可愛くてオシャレな雨傘についてまとめています。
さいごに
日傘の色によって効果は異なりますので、目的に沿った色の日傘を使う事で、最大限の効果を得てくださいね。